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【作業事例】鳥取県西部の特殊清掃|孤独死から1か月後、家財整理に向けた清掃を行いました

作業事例

今回は、鳥取県西部で行った特殊清掃の作業事例をご紹介します。

ご親族様からご依頼いただいた現場で、一人暮らしをされていた方がご自宅で亡くなられ、発見されたのはお亡くなりになってから約1週間後でした。

発見後すぐに作業を行うのではなく、ご親族様の今後の予定などを調整したうえで、私たちが現場に入ることができたのは約1か月後です。

また、今回のご依頼は、床や壁などを解体して原状回復することではありませんでした。

「まずは家の中を整理できる状態にしたい」

というご親族様のご希望に合わせ、特殊清掃を中心に対応しました。

今回の特殊清掃のご依頼内容

今回の現場は、鳥取県西部にある一戸建て住宅でした。

お一人で生活されていたご本人がご自宅で亡くなられ、発見までには約1週間が経過していました。

ご親族様から伺った内容と現場の状況を確認しながら、今回は以下のような作業を行いました。

  • ・孤独死が発生した室内の特殊清掃
  • ・亡くなられた場所周辺の清掃
  • ・周辺の家具に付着した体液の清掃
  • ・室内に残っていた臭いへの対応
  • ・換気口など、空気の通り道の清掃
  • ・その後の家財整理・遺品整理に入れる状態にするための清掃

今回は、床や壁などの解体、リフォームまでは行っていません。

ご親族様がその後の家の片付けや整理を進められるようにすることを目的とした作業です。

孤独死から約1か月後の現場でも残っていた臭い

今回、実際に作業に入ったのは、発見から約1か月後でした。

しかし、時間が経ったからといって、臭いや汚れがなくなるわけではありません。

特に今回は夏場の作業だったこともあり、室内には臭いが残っていました。

また、亡くなられた場所の周辺だけではなく、近くに置かれていた家具にも体液が付着している状態でした。

特殊清掃では、亡くなられた場所だけをきれいにすれば終わり、というわけではありません。

周囲の床や家具などを確認しながら、どこまで影響が及んでいるのかを見極めていく必要があります。

臭いは発生した場所だけに残るとは限りません

今回の現場では、室内の床や家具だけではなく、換気口などの空気の通り道にも臭いが残っていました。

室内で発生した臭いは、空気の流れによって周辺へ広がることがあります。

そのため、特殊清掃では目に見える汚れだけを見るのではなく、

  • ・臭いがどこから発生しているのか
  • ・周辺にどのように広がっているのか
  • ・空気の流れによって影響を受けている場所はないか

といった点も確認することが大切です。

今回も、亡くなられた場所の周辺だけに作業範囲を限定せず、室内の状態を確認しながら、臭いが残っている換気口などについても清掃を行いました。

家具にも体液が付着していたため、周辺も確認

今回の現場では、亡くなられた場所の近くにあった家具にも体液の付着が確認されました。

孤独死の現場では、床などに汚れがあると、周囲の家具や物にも影響している場合があります。

特に、発見までに時間がかかっている場合や夏場の場合は、目に見える部分だけで判断せず、周辺の状態を確認することが重要です。

家具についても一つひとつ状態を確認し、必要な清掃を行いました。

そのうえで、ご親族様がその後の家財整理や遺品整理を進めることを考え、できる範囲で室内を整えていきました。

今回は解体やリフォームをせず、清掃を選択

今回の特殊清掃では、床や壁などに染み込んでいる部分もありました。

ただ、ご親族様からは、今回は解体やリフォームまで行うことは希望されていませんでした。

そのため、今回の作業では建物を解体するのではなく、特殊清掃によってできる限り室内の状態を整え、その後の家財整理・遺品整理につなげることを目的としました。

特殊清掃を依頼すると、

「床や壁を全部剥がさないといけないのでは?」

「家をリフォームしなければならないのでは?」

と考えられる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際に必要となる作業は、現場の状態や、その後にその家をどうするのかによって変わります。

例えば、

  • ・このまま家を片付けたい
  • ・家財整理をした後に売却したい
  • ・将来的に解体する予定がある
  • ・リフォームして使用したい
  • ・まずは室内に入れる状態にしたい

など、今後の予定によっても対応は異なります。

そのため、最初から「全部解体する」「全部リフォームする」と決めるのではなく、現在の状態と今後の予定を考えたうえで、必要な作業を決めることが大切です。

夏場の孤独死では、臭いへの対応が重要になります

今回の作業は夏場でした。

気温が高い時期は、特殊清掃の現場でも臭いが強く感じられることがあります。

また、臭いの原因は一か所とは限りません。

床や壁、家具などのほか、空気の流れによって換気口などに臭いが残っている場合もあります。

そのため、単純に消臭剤を置くだけではなく、まずどこに臭いが残っているのかを確認することが重要です。

今回も、亡くなられた場所の周辺だけではなく、家具や換気口なども含めて室内を確認しながら清掃を行いました。

特殊清掃の後に家財整理を行う場合

孤独死が発生した住宅では、特殊清掃だけでなく、その後の家財整理や遺品整理についても考えなければなりません。

ご親族様が遠方にお住まいの場合などは、

「何から手を付ければいいのかわからない」

「自分たちで片付けて大丈夫なのか不安」

ということもあると思います。

特に、体液の付着や強い臭いが残っている場所については、通常の家財整理とは分けて考えたほうがよい場合があります。

今回のように、まず特殊清掃によって室内を整理しやすい状態にしたうえで、その後に家財整理や遺品整理を進めるという方法もあります。

孤独死が発生したら、まず現場の状態を確認することから

孤独死が発生すると、ご家族は突然、

「特殊清掃は必要なのか」

「どこまで清掃すればいいのか」

「遺品整理はいつ始めればいいのか」

「この家は売却できるのか」

など、さまざまなことを考えなければならなくなります。

しかし、現場を見ないまま、必要な作業をすべて決めることは簡単ではありません。

今回のように、解体やリフォームまでは行わず、まず特殊清掃を行って家の整理を進めるというケースもあります。

一方で、汚染が建材の内部まで広がっている場合などには、清掃だけでは十分な対応が難しいこともあります。

そのため、現場の状態を確認したうえで、今後その家をどうするのかも含めて、必要な作業を考えていくことが大切です。

今回の作業まとめ

今回の特殊清掃では、以下のような作業を行いました。

ご依頼者: ご親族様
地域: 鳥取県西部
状況: 独居での孤独死
発見まで: 約1週間
作業開始: 発見から約1か月後
ご依頼内容: 家財整理を進めるための特殊清掃
主な作業: 室内清掃・体液付着箇所の清掃・臭いへの対応・換気口などの清掃
解体・リフォーム: 今回は実施せず

今回のように、特殊清掃の目的は必ずしも「部屋を完全に元の状態へ戻すこと」だけではありません。

その後の家財整理や遺品整理、売却、解体、リフォームなど、ご家族がこれから何をされるのかに合わせて、必要な作業を考えることも大切です。

孤独死が発生した住宅のことでお困りの場合は、まず現在の状態を確認し、その後の進め方を整理していくことから始められます。

※掲載内容は、ご依頼者様のご了承をいただいたうえで、個人が特定されないよう一部内容を変更・省略して掲載しております。

注)特殊清掃のニオイの除去効果は、汚染状況や建材への浸透など、現場の状態によって異なります。完全に消臭できない場合や、建材の撤去・交換、家財の搬出などが必要となる場合があります。

注)掲載事例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。