「同じ家でも100万円も差が出る?遺品整理の見積りが50万円と150万円になる本当の理由」
「100万円も差が出る?見積もり金額が変わる本当の理由」

「見積り依頼したところ、A社は50万円、B社は150万円でした。なぜこんなに金額が違うのでしょうか?」
これは、お見積りの際によくいただくご質問です。
実は、遺品整理の料金は「家の広さ」だけで決まるものではありません。
私たちが現地を確認するときは、広さよりも「作業内容」を細かく確認しています。
今回は、実際の現場で料金に大きく影響するポイントをご紹介します。
① 家の広さより「家財の量」が料金を左右します
一軒家で同じ広さだったとしても、
・一人暮らしで必要最低限の家具しかないお宅
・何十年も住まわれ、家具や生活用品がそのまま残っているお宅
では、搬出する量が何倍も違ってきます。
また、食器や衣類、本、趣味のコレクションなどが多い場合は、仕分けや搬出に時間がかかります。
つまり、「広い家=高い」ではなく、「運び出す量」が大きく影響してきます。
② リサイクル家電や処分方法によっても変わります
冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビなどは、家電リサイクル法に基づいた処分が必要となります。
また、金庫や耐火庫、大型マッサージチェアなど、特殊な搬出が必要な物がある場合も料金は変わってきます。
③ 集合住宅か、一戸建てか
これも意外と大きな違いがあります。
例えば、平屋の一戸建てと、
・エレベーターがあるマンション
・エレベーターがない10階のお部屋
・急な階段の一戸建て
では、作業時間も必要なスタッフ人数も大きく変わります。
④ 駐車場が近くにあるかどうか
トラックを玄関前に停められる場合と、
100メートル以上離れた場所から何十往復もしなければならない現場では、作業効率が大きく変わります。
この違いも、最終的に作業量の違いから見積り額に反映されます。
⑤ 特殊清掃が必要な場合
特殊清掃は、通常の遺品整理とは全く別の専門作業です。
弊社では、防護服着用の上、オゾン脱臭機等の専用機材・特殊薬剤などを使用して作業を行います。
その為、通常の片付けや整理業務よりも見積り額が変わってきます。
また、
・孤独死などにより室内の消臭・除菌が必要なケース
・夏場で臭いが強くなっているケース
・ハエやウジなどの虫が大量発生しているケース
などの場合では、さらなる作業や時間が必要になってきます。
⑥ 建物の解体やリフォームが必要になるケース
特殊清掃では、床を清掃するだけで終わらないことがあります。
体液などが床材の下まで浸透し、
・床材、下地材、垂木など
・場合によっては柱
まで影響しているケースもあります。
このような場合は、臭いの原因を取り除くために建材の交換等が必要になることがあります。
⑦ 汚物や生活環境による作業内容の違い
現場によっては、
・排水管が詰まり、水回りが使用できない
・浴室やトイレに長年の汚れが蓄積している
・汚物が大量に残っている
というケースもあります。
このような場合は、専用の薬剤や機材を使って時間をかけて清掃を行います。
「安い・高い」だけでは比較できません
遺品整理の見積りは、「家の広さ」だけでは判断できません。
現場ごとに状況が異なり、必要な人員や作業時間、処分方法も変わります。
だからこそ、私たちは現地を確認したうえで、一つひとつの作業内容をご説明し、お見積りをご提示しています。
金額だけを見るのではなく、
「どこまでの作業が含まれているのか」
を確認し、安心して業者選びをしていただければと思います。