県外に住んでいて実家の遺品整理ができない…倉吉市で実際にあったご相談と進め方|遺品整理|倉吉

「実家は鳥取県倉吉市にあるけれど、自分は県外に住んでいる」
「親が亡くなったので実家の遺品整理をしたいが、仕事があり何度も帰ることができない」
「家具や家電がたくさん残っているけれど、自分の車では運べない(車を持っていない、車で帰省が大変)」
「納屋や倉庫にも大量の荷物があり、どこからどう処分したらいいのかわからない」
このようなご相談を、私たちは実際にいただいています。
特に、長年ご家族が暮らしていた実家の場合、家の中だけでなく、納屋や倉庫、車庫などにも大量の荷物が残っていることがあります。
県外にお住まいの方にとっては、帰省して少しずつ片付けようと思っても、家具や家電などの大型の荷物を自分で運ぶことは簡単ではありません。
「軽自動車や普通車ではとても運べない」
「粗大ごみとして出すにも、何度も帰らなければならない」
「そもそも倉吉の実家まで何度も通うことができない」
という問題が出てきます。
今回は、倉吉市で実際にあった、県外在住のご家族からの実家整理のご相談をもとに、どのように進めていくのかをご紹介します。
倉吉の実家を整理したい。でも、自分は県外に住んでいる
今回のようなご相談では、最初から「遺品整理(不用品処分)を全部お願いします」と決まっているとは限りません。
ご家族からは、
「実家の整理をしたいのですが、自分は県外に住んでいます」
「なかなか帰ることができないので、現地を見てもらえませんか?」
「家の中に家具や家電がたくさん残っています」
「納屋にもいろいろな物があるのですが、どうしたらいいでしょうか?」
といった形でお問い合わせいただくことがあります。
遠方に住んでいると、実家の状況を正確に把握すること自体が難しい場合があります。
写真を送っていただいても、納屋の奥や倉庫の中、屋外に置かれているものまではわかりません。
そこで、まずは実際に現地を確認して、どこまで整理する必要があるのかを確認するところから始めます。
実家の整理で意外と大変なのが「運ぶこと」
県外にお住まいの方からよく聞くのが、
「自分たちで片付けようと思っても、運ぶ手段がない」
というお悩みです。
例えば、
- ・タンス
- ・食器棚
- ・ベッド
- ・ソファ
- ・冷蔵庫
- ・洗濯機
- ・テレビ
- ・大型家電
- ・物置の荷物
- ・農機具
- ・古い工具
などです。
衣類や小物であれば、段ボールに詰めて車で持ち帰ることもできます。
しかし、大型家具や家電になると、普通の乗用車では運べません。
さらに、県外へ持ち帰るとなると、何度も往復する必要があります。
そのため、
「処分するものはたくさんあるけれど、自分では運べない」
というところで、実家の整理が止まってしまうことがあります。
「捨てる・処分する」だけでは終わらないのが実家の整理
実家の片付けというと、不用品を処分すれば終わるように思われるかもしれません。
しかし、実際にはその前に、
何を残して、何を処分するのか
を決めなければなりません。
例えば、
- ・通帳
- ・印鑑
- ・現金
- ・不動産関係の書類
- ・保険関係の書類
- ・年金関係の書類
- ・写真
- ・アルバム
- ・手紙
- ・貴金属
- ・思い出の品
- ・家族が引き継ぐ家具や道具
などです。
県外から依頼される場合には、ご家族に現地へ来ていただくことが難しいため、作業前に「残してほしいもの」「探してほしいもの」をできるだけ具体的に確認しておくことが重要になります。
倉吉の実家で現地を確認すると、納屋や倉庫にも大量の荷物が
実家の整理で特に注意したいのが、母屋以外の建物です。
古い農家などでは、
- ・母屋
- ・納屋
- ・倉庫
- ・車庫
- ・物置
- ・庭
など、複数の場所に荷物が残っていることがあります。
母屋だけを見れば、
「これなら何とか片付けられそう」
と思っていても、納屋を開けると状況が変わることがあります。
長年使っていなかった農機具や工具、農業資材、古い家具などが大量に残っているケースもあります。
このため、遠方から実家の整理を依頼する場合は、家の中だけでなく敷地全体を確認することが大切です。
「農機具をどうしたらいいかわからない」というご相談も
農家だったご実家では、農機具の処分が問題になることがあります。
例えば、
- ・耕運機
- ・草刈機
- ・動力噴霧器
- ・一輪車
- ・農業用工具
- ・古い機械
- ・その他の農業資材
などです。
県外に住んでいる方が、これらを自分の車に積んで運ぶのは現実的ではない場合があります。
また、長期間使われていない農機具の場合、
「これはまだ使えるのか?」
「売れるものなのか?」
「普通の不用品として処分していいのか?」
と判断に迷うこともあります。
そのため、実家の整理では、単純に「家の中の不用品を捨てる」だけでなく、大型の家具・家電や納屋の中の荷物まで含めて、最初に全体量を把握することが重要です。
実際のご相談では、まず「全部片付けるのか」を確認します
ここが、遠方の実家整理では非常に重要です。
例えば、
「実家を売却する予定なので、家の中を空にしたい」
のであれば、母屋だけでなく納屋や倉庫まで整理する必要があるかもしれません。
一方で、
「まだ売却するかどうかわからない」
「とりあえず家の中だけ整理したい」
という場合には、すべてを一度に処分する必要がない場合もあります。
そのため、最初に、
「今回、どこまで整理する必要があるのか」
を確認します。
実際には8万円から100万円の範囲でご依頼いただくケースがあります
実家一軒分の整理となると、
「かなり高額になるのでは?」
と心配される方もいらっしゃいます。
確かに、物量が非常に多い場合には、100万円を超えるお見積りになるケースもあります。
ただし、すべての実家整理がそのような金額になるわけではありません。
私たちが県外在住の方からご相談をいただく中では、8~60万円程度でご依頼いただくケースが多くあります。
金額を大きく左右するのは、単純な間取りだけではありません。
例えば、
- ・家財の量
- ・大型家具の量
- ・家電の量
- ・納屋の有無
- ・倉庫の有無
- ・農機具の量
- ・屋外の荷物
- ・搬出経路
- ・車両をどこまで近づけられるか
- ・何人で何日作業する必要があるか
などです。
倉吉での同じ「4LDKの実家」でも、納屋まで含める場合と母屋だけの場合では、作業量が大きく違います。
では、100万円を超えるケースはどんな場合になるのか?
例えば、
母屋
家具・家電・衣類・食器・生活用品などが大量に残っている。
納屋
農機具、工具、農業資材、古い家具などが大量に残っている。
倉庫・車庫
長年使っていない荷物が積み重なっている。
屋外
大型の物や処分が必要なものが残っている。
このように、複数の場所に大量の荷物がある場合、単純な「4LDKの遺品整理」とは作業量がまったく違います。
作業人数や日数、車両の台数、処分する物の量なども増えていきます。
このようなケースはの場合、結果として100万円を超えることがあります。
一方で、母屋だけを整理する、納屋は対象外にする、家族が先に貴重品や思い出の品を整理するなど、作業範囲を明確にすることで、必要な作業量が変わる場合もあります。
*参考「同じ家でも100万円も差が出る?遺品整理の見積りが50万円と150万円になる本当の理由」
今回のように、倉吉の実家の遺品整理を県外の遠方から依頼する場合は、どのように進める?
実際には、次のような流れで進めていきます。
① まず現在の状況を伺う
電話や問い合わせで、
「どこに実家があるのか」
「どのくらいの大きさなのか」
「家財はどの程度残っているのか」
「納屋や倉庫はあるのか」
「農機具はあるのか」
「今後、家をどうする予定なのか」
などを確認します。
この段階では、まだ整理する範囲が決まっていなくても問題ありません。
② 現地を確認する
次に、実際に現地を確認します。
このときに重要なのは、母屋だけを見るのではなく、
敷地全体を見ること。
納屋、倉庫、車庫、物置、庭なども含めて確認します。
また、実際に家財を搬出するときの、
- ・道路
- ・駐車場所
- ・搬出経路
- ・階段
- ・出入口
なども確認します。
こうした条件によって、作業に必要な時間や人数が変わることがあります。
③ 残すもの・探しているものを確認する
県外からのご依頼では、ここを特に丁寧に確認します。
例えば、
「父の通帳があると思う」
「アルバムは全部残してほしい」
「仏壇の中は確認してほしい」
「この家具だけは残したい」
などです。
ご家族が現地にいない状態で作業する場合、事前の情報がとても重要になります。
④ 作業範囲を決めて見積りを出す
現地確認後、
「母屋のみ」
「母屋+納屋」
「母屋+納屋+倉庫」
など、どこまで整理するのかを決めます。
そのうえで、必要な作業量を考えて見積りを作成します。
ここで重要なのは、金額だけでなく「その金額でどこまでやるのか」を確認することです。
「見積りを依頼したら、そのまま断れなくなってしまうのでは」と心配される方もいらっしゃいます。
⑤ ご家族が県外に戻ったままでも作業できる場合があります
作業範囲や残すものなどについて事前に打ち合わせができていれば、作業当日にご家族が現地にいなくても進められる場合があります。
県外在住の方にとっては、
「見積りのために一度帰省する」
「作業のためにもう一度帰省する」
「処分のためにまた帰省する」
と何度も行き来するのは大きな負担です。
そのため、可能な限り現地での確認事項をまとめて、作業まで進められるようにしておくことが重要です。
立ち会いなしでも遺品整理はできる?実際の進め方
遠方にお住まいで、作業当日に立ち会えない場合は、「本当に任せて大丈夫なのだろうか」と不安に感じる方もいらっしゃると思います。
当社では、遺品整理士の資格を持つスタッフが在籍しており、遺品整理に関する知識をもったスタッフが現地確認や作業に対応しています。
大切なものを残すこと、探しているものを確認すること、処分するものを仕分けることなど、単に家財を搬出するだけではない遺品整理だからこそ、こうした部分も大切にしています。
特に県外にお住まいの場合は、ご家族がその場で確認できないこともあります。そのため、事前に「残してほしいもの」「探してほしいもの」「処分してよいもの」をできるだけ具体的に共有していただき、作業内容を確認したうえで進めています。
遠方からの依頼で「やっておいてよかった」となりやすいこと
これまでのご相談を見ていると、事前に次のことを整理しておくと、作業が進めやすくなります。
① 残すものを決める
「これは残す」というものを先に決めておく。
② 探しているものを具体的に伝える
「貴重品」だけではなく、「通帳」「権利書」「アルバム」など具体的に伝える。
③ 母屋以外も確認する
納屋、倉庫、車庫、物置なども整理対象なのか決める。
④ 家を今後どうするのか考える
売却、解体、賃貸、空き家として管理など、決まっていなくても方向性を考えておく。
*参考「実家を売却・解体する前に遺品整理で確認しておきたいこと」
⑤ どこまで自分たちでやるのか決める
すべてを業者に任せる必要はありません。
「自分たちで運べないから、整理できない」でも大丈夫
遠方に住んでいる方の場合、
「実家の物を自分たちで少しずつ処分しよう」
と思っても、家具や家電などの大型の荷物があると、そこで止まってしまうことがあります。
特に県外から倉吉などの実家へ何度も帰ることが難しい場合、
「処分するものはわかっている。でも運べない」
という状態になることがあります。
この場合は、家族がすべてを片付けようとするのではなく、
「家族で残すものを確認する」
「大型家具や大量の不用品の搬出は業者に任せる」
というように役割を分ける方法もあります。
*参考「遺品整理を自分でやる?業者に頼む?判断するポイント|遠方の実家・空き家整理にも」
実家の整理は「全部捨てる」ことではありません
今回の倉吉のご実家の遺品整理を県外の遠方からご依頼されるケースでは、
「とにかく全部処分する」
ことが目的ではありません。
大切なのは、
残すものと、これから処分するものを整理すること。
そして、
今後その家をどうするのかに合わせて、必要な範囲まで整理すること。
でした。
例えば、売却する予定なら家財をすべて撤去する必要があるかもしれません。
一方、まだ今後のことを決めていないのであれば、思い出の品や重要書類を確認しながら、まず生活空間だけを整理するという方法もあります。
まとめ|県外に住んでいても、実家の整理を進める方法はあります
今回のご相談のように実家は鳥取県倉吉市にあるが、実際は現在県外に住んでいる、
といったケースですと、
「実家の整理をしたいけれど、何度も帰れない」
「家具や家電を自分の車で運べない」
「納屋や倉庫の荷物をどうすればいいかわからない」
というような問題が出てきます。
また、母屋だけでなく納屋や倉庫、農機具などまで残っているケースがあります。
そのため、まずは家の中だけでなく、敷地全体に何が残っているのか・どこまで整理するのかを確認することが大切です。
私たちにも県外在住の方から、実家の遺品整理・家財整理についてのご相談があります。
このような場合、
どこまで整理するのか、何が残っているのか、どのような条件で搬出するのか
を実際に確認することが大切です。
県外にお住まいの場合でも、
- ・家族が確認するもの
- ・業者に任せるもの
- ・今回整理する場所
- ・後から整理する場所
を分けることで、無理なく進められる場合があります。
「実家を片付けたいけれど、自分では運べない」
「県外なので何度も帰省できない」
「納屋や農機具まで含めると、どこから手をつければいいかわからない」
という場合には、まず現在の状況を整理してみることから始めてみてはいかがでしょうか。